会話の原則4「笑顔」
会話の原則4~6は、会話の上でのテクニック、技術的なことです。
まずは「笑顔」。
あなたがお笑い番組を見たり、ギャグマンガを読んだりしていて、おかしくて笑い出す以外の笑顔は「つくる」ものです。
笑顔はつくります。
顔に筋肉つていますよね。
その筋肉を動かして、笑顔を「つくる」んです。
「おかしくもないのに笑えない」
そういう声が聞こえてきそうですが、おかしくなくても笑うんですよ。
だから、技なんです。テクニックなんです。
繰り返し笑顔をつくって笑顔に使う筋肉をきたえましょう。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」
聞いたことありませんか?
笑顔で会話していることで、雰囲気は楽しいものに変わっていきます。
普段からぶすっとして、他人には笑顔なんか見せない人があなたの身近にいるかもしれません。
では、そういう人は、ぶすっとした表情の人が好きなのかというと、そういう人ですら、自分はぶすっとしているのに相手は笑っているのが好きなんです。
つまり人間は、みんな笑顔が好きなんですよ。
また、日本語だと「笑顔」なので、顔のことだけかと思うかもしれませんが、笑顔は全身で作るものです。
英語の「スマイル」に置き換えた方が分かりやすいかもしれませんね。
全身でスマイルを作りましょう。
会話中、腕を組んだり、足を組んだり、ふんぞり返ったりしているなんてとんでもない。
スマイルになっていません。
顔はもちろん、全身の姿勢、ポーズ、全てにおいてスマイルを作りましょう。
メラビアンの法則をご存知ですか。
コミュニケーションにおいて、相手に与える印象の55パーセントは笑顔、服装などの視覚で決まるというものです。
38%が口調などの聴覚、話の内容にいたってはたったの7%なのですね。
いかにスマイルが大切か分かるでしょう。
文章にだって、(^^)といった顔文字を使ったり、スタンプを使ったりしますよね。
我々は書き文字にだってスマイルを用いているのです。
笑いましょう。
笑顔の重要度は会話における55%!
素敵な笑顔を作れれば、会話の半分以上は成功したも同然なのです。