会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

会話のネタ6「田舎の話題」

 「イ」は 田舎についての話です。
 生まれ故郷、育った町、そこの名産品、観光スポットなどの話題です。

 あなたが岩手県出身で、相手が秋田県出身だったら、
「同じ東北出身同士」
ということで、話が盛り上がるでしょう。
 もし、同じ県出身であれば、なおさらです。
「東京に出てきて、東北のなまりで苦労した」
などといった話題で共感し合えるのではないでしょうか。

 あなたがその県について詳しくないのであれば、その県のことを相手に語ってもらいましょう。
 名産品や観光スポットを紹介してもらいます。
 逆に、相手があなたの出身について問うてきた場合は、差し支えない範囲でお話ししてあげましょう。
 自身の田舎についてのネタのストックをいくつか準備して持っておくといいですね。
 もし、子どもの頃の故郷でのおもしろおかしいエピソードなどがあれば、場を和ませることになるでしょう。

 最近は、外国につながる方も増えてきました。
 両親の一人、あるいは両方が外国人という人も少なくありません。
 見た目は昔ながらの日本人なのに外国で生まれ育った人もいれば、見た目は黒人や白人だけど日本で生まれ育った生粋の日本語ネイティブスピーカーという人もいます。
 そういった人に、自分のルーツの国について話をしてもらいましょう。
 聞き手のこちらとしては、その国について十分なリスペクト(敬意)を表すことを忘れてはなりません。
 日本との関係において複雑な国につながる方であったとしても、国家と個人の関係はまた別物です。

 田舎のこと、会話のネタとしてうまく話題にしてください。