会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

会話のネタ8「スターの話題」

 「ス」は スターについての話です。
 スター、芸能人、スポーツ選手、スキャンダルのことなどの話題です。

 将棋で次々新記録が出ている。
 アメリカでは投打で成果を上げている日本人選手がいる。
 野菜、魚、昆虫、世界の国々などにとても詳しい、スーパー小学生がいる。 災害時、人のために尽力するスーパーボランティアがいる。
 こういった各方面で活躍するスターの話題。

 あるいは、芸能人の話題、ゴシップ、不倫、不祥事、スキャンダルなど、いろいろなものが話のネタとして考えられます。
 会話については、内容がそのスターへの悪口、こきおろしのオンパレードにならないよう、節度を守って行いたいものです。

 悪口を言うのは簡単です。
 でも、いい点を言うのは難しい。
 短所は勝手にいくらでも目につきますが、長所は意識的に見つけ出そうとしなければたくさん探し出すことは難しいからです。

 悪口を言っている姿は美しくありません。
 はっきり言って醜いです。
 相手がそんな醜い姿をさらすことのないよう、あなたもうまく会話の流れをコントロールする必要があります。

 話の内容が、記録をほめたたえたり、スターの活躍を認めたりするようなプラスのものならば問題ありませんが、マイナスのものの場合は度を越さないようにしましょう。
 あなたや相手が他人の悪口を言っている醜い姿を周囲の人に見られることは、あなたにとっても相手にとってもいいことは1つもありません。
 マイナスの話題はほどほどにして、プラスの話題をもちたいものですね。