会話のネタ13「通勤・通学の話題」
「ツ」は、通勤・通学についての話です。
どこに住んでいるのか、そこからの通勤・通学手段や時間、学校や勤務先などについての話題です。
話をこちらから振るときは自己開示から始めましょう。
自分はどこに住んでいるかや、通勤方法などについて少しずつ明かしていき、相手の反応を見ます。
相手もまた、自分の住居や、通う手段などについて語り始めたら、この話題はOKということですから、少しずつ話を広げましょう。
学校や勤務先の名前は、自慢やコンプレックスと直結しがちですから配慮は当然必要です。
あなたが偏差値の高い学校出身の場合や、有名企業などに勤めている場合は、あなたからはしない方が無難な話題でもあります。
そうでないと、
「ああ、こいつは自分の学校名(会社名)が言いたくて、この話題を振ってきたんだな」
と取られてしまう場合があるからです。
相手からしてきた場合でも、あなたの出身校名や勤務先名を明かすのはできるだけ避けて、聞かれた時だけ答えましょう。
それもいきなり勤め先の名を言ったりせず、「自動車関係です」とか「出版関係です」などと大まかに答えることです。
さらに聞かれたら名前を明かしましょう。
あなたが通勤や通学に割と時間がかかる方なのであれば、「電車内ではこんなことして過ごしています」とか「こないだ駅でこんな光景を見かけました」等と言ったことが言えるでしょう。
この時も、あなたの通勤時間がとても短い場合や、電車なのだけれどいつも座って楽に通勤しているような場合は、やはり自慢ととられないためにも、あなたから明かすのは避けて、相手から出てきた時に、少しずつ明かしていくのが賢明です。
良い雰囲気の会話のためには、相手への配慮の気持ちを忘れないようにしましょう。