会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

会話のネタ14「富の話題」

 「ト」は、富についての話です。
 景気、物価、経済状況、投資などについての話題です。

「最近、物価が高いですね」
「この不況、いつまで続くんでしょうか」
といった感じの話を、あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか。
「どこに行ったら、何が安かった」
とか、
「○○を買うなら、□□の店だ」
といったお買い得情報の交換をするのもいいでしょう。
 商談ならともかく、雑談として行うのですから、深刻なお金の話は避けましょう。
 少し話が弾んできて、
「実は、△△投資をしまして」
などと多少突っ込んだ話になる場合もあるでしょう。
 この時、大もうけした話はしない方が無難です。
 自慢していると取られかねません。
 もし、相手が大きくもうけた話をしてきたら、
「そうなんですか、すごいですねえ」
と感心して見せればいいでしょう。
 ここでもうけた金額の自慢合戦にならないよう気を付けます。
 口で言っているだけですから、相手が言っていることが事実かどうかも分かりません。
 逆に、相手が投資の大損経験者の場合もあります。
 あなたがうまくやった話をしたら、相手には不快な印象をもたせるだけで何もいいことはありません。
 お金が絡む話題は慎重でありたいものです。