会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「おすすめは?」相手の意見、相手の考えを聞こう

 結論から言うと、複数選択肢がある場合、相手に「おすすめは?」と聞いてみようということです。
 会話の原則3「質問する」

 会社で部下からAB2つのプランが出てきたとします。
 ABそれぞれのプランのメリット・デメリットの説明も受け、あなたから見て甲乙つけがたく、いい意味で「どちらでもいい」場合。
 こんな時は、
「君のおすすめはどっちなの?」
と聞いてみましょう。
 もちろん、聞く以上は部下が勧めた方にするつもりで聞くのですよ。
 心の中であなたがどちらか決めている場合は、部下のおすすめは聞かず、あなたから「こっちだ」と言うべきです。

 レストランに食事に行ったとします。
 店員さんに「おすすめは?」と聞いてみましょう。
 こちらの場合も、聞く以上は、想定より予算オーバーの物だったり、あなたがどうしても食べられない物(食物アレルギーとか)だったりした場合以外は、店員さんから勧められた物を注文するのがお店側への心象もいいです。
 また、店として「おすすめ」する以上は、その店の看板を背負った自信作のはずです。
 食べつけない物だったとしても、そのおすすめを食べてみるという冒険をしてみても楽しいのでないでしょうか。
 あなたの世界が広がりますよ。