映像が思い描けるように話をしよう
話のうまい人は描写が巧みです。
聞いた人の頭の中に、まるで映像が浮かぶような話し方をします。
そのような話し方のこつは、次のようなものです。
【色を入れて話す】
(例)真っ赤な夕焼け。真っ青な海。真っ白い雪景色。深い緑色の森。
【数を入れて話す】
(例)20mはありそうな木だった。30人ぐらいに取り囲まれて。気温はマイナス10度だったらしい。
【擬音を入れて話す】
(例)ガシャンと大きな音が。気持ちがもやもやとして。ワンワンとうるさく犬がほえて。
【たとえを入れて話す】
(例)般若みたいな顔。石のように黙っている。今にも爆発しそうにふくらんだ。
【五感を入れて話す】
(例)目が痛くなるくらいまぶしかった。鼻が曲がるかと思ったひどいにおいだった。舌の感覚が無くなる辛さだった。あまりの寒さに皮膚が凍るかと思った。