会話のNG行動6「相手に合わせない」(会話の原則6「合わせる」に反する)
演奏だってダンスだって、お互いの息が合っていなければいいものはできませんよね。
会話だって同じです。
お互いの息を合わせて、いい会話を作り上げていくのです。
ペースも、感情も、内容も、あなたから相手に合わせるのです。
相手が小さい声で話しているなら、あなたも合わせて小さい声で。
相手がゆっくり話しているなら、あなたも合わせてゆっくりした話し方で。
相手が嬉しそうに話しているなら、あなたも共感して嬉しそうな態度で。
相手がつらそうに話しているなら、あなたも共感して神妙な顔つきで。
相手が車の話をしているなら、あんたはたとえ車に興味が無くても興味のある素振りで。
相手が知らないアイドルの話をしてくるなら、あなたは知らないので教えてもらおうという姿勢で。
このように、相手に合わせることで、会話は弾むようになるのです。
相手の会話のペースも、感情も、内容もみんな無視して、あなたはあなたで勝手に話をしたら、会話が弾むどころか、会話自体が噛み合いません。
そもそも、それじゃあ、会話する意味がありませんよね。
相手がアニメの話をしてきたのに、あなたが、
「俺はアニメの話なんかしたくないよ。
俺が話をしたいのはゴルフについてだ」
と言ったのでは、会話自体成立しません。
会話を成立させ、弾ませるには、相手に合わせることです。
会話相手に合わせましょう。