会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

ネガティブワードで脳にダメージを与えるな。悪い言葉を使わず、別の表現に言い換えよう

 悪い言葉は、言葉それ自体が悪い影響力をもっていることが脳科学的に判明しています。
「おまえはバカだ」
「○○さんはアホだ」
などとあなたが言ったとしましょう。
 この場合、「バカ」「アホ」といった言葉自体がネガティブなパワーをもっています。
 言った相手に対してと同時に、言ったあなた当人にも、悪い影響が及んでしまうのです。
 あなた自身の脳が「バカ」「アホ」という言葉からダメージを受けてしまうのです。
 もし、マイナスなことを言いたい場合は、言い換えましょう。
 たとえば――

・がんこ → 意思が強い
・優柔不断 → 慎重
・いい加減 → おおらか
・のんびり → 余裕がある
・せっかち → 頭の回転が速い
・八方美人 → 社交的
・強引 → リーダーシップがある
・派手 → 印象深い
・苦労 → やり甲斐がある
・オタク → 詳しい
・うるさい → 明るく元気

 会話相手のためにも、あなた自身のためにも、悪い言葉は使わないようにしましょう。