必要なければあえてマイナスなことを口にする必要はない
「○○さんのことが嫌いだ」
「あの食べ物は不味い」
「ここのお店感じ悪い」
「その番組つまらないね」
このようなマイナス表現、必要ないのであればあえて口に出して音声化する必要はありませんね。
マイナスな言葉は、その言葉それ自体がマイナスな影響力を脳に対して及ぼすことが分かっています。
誰のことであろうが、何のことであろうが、マイナスな言葉を口にしたあなた自身が損をするのです。
また、マイナスな言葉を聞かせられる周りの人だっていやなものです。
誰かについてのマイナスな言葉、悪口をあなたが言っていたら――。
周りの人はこう思います。
「この人、もしかしたら私が居ない時は、私の悪口を言っているんじゃないだろうか?」
周りの人からの信頼まで失ってしまいかねません。
もちろん、マイナスなことを言わなければならない時もあるでしょう。
そんな時は、たとえば次のように表現を工夫します。
おそいね → ゆっくりだね
うるさいよ → にぎやかだな
不注意だ → 大らかだね
小さいことに細かすぎるよ → よく気が付くね
のんきだな → ゆったりしてるね
そうは言っても、工夫しようも無く、どうしてもマイナスなことを相手に伝えなければならない時も、やはりあるでしょう。
やむをえません、そういった時は言いましょう。
でも、できるだけ最小限にしましょう。