会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

金もちケンカせず

 「金もちケンカせず」というのは、「周囲とうまくやれる人は成功できる」ということです。
 敵がいると、その敵に対処しなければなりません。
 対処に時間もお金も精神エネルギーも取られてしまいます。
 敵がいなければ、時間もお金も精神エネルギーも温存できます。
 お金がたまるというわけですね。

「おまえは間違っている!」
 もし、誰かからこう言われたら、カッと怒りの感情がわいてくることがあるでしょう。
 ここで言い返すと、ケンカになります。
 敵を作ることになります。
 大切なあなたの時間とお金と精神エネルギーを割かなければならなくなります。
「おまえは間違っている!」
 雑談の場で言われたら、しょせん雑談、どうでもいいことです。
 あなたが、
「ホームラン王は王貞治だよね」
と言って、相手に
「おまえは間違っている! ホームラン王はベーブルースだ」
と言われたとしましょう。
 これ、相手が間違っていますよね(^^;
 でも、いいんですよ。
 雑談でしょう。
 どうでもいいんです。
「ああ、そうだったかもしれません」
「そうですね。そういう考え方もありますね」
と引き下がりましょう。
 敵を作ることは、対応コストを費やすだけ。
 何のメリットもありません。
 敵を作らないようにしましょう。
 そうすれば、あなたの人生は文字どおり「無敵」です。