会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

NGワード「早くして」 言っていませんか?  子どもや夫や妻や恋人や同僚や部下や後輩や店員さんなどに対して。 「早くして」 という言葉は 「百害あって一利なし」 です。  せかされれば、当然相手は焦ります。 「遅れたら怒られる」  そんな思いから、急いだり委縮したりします。  結果的にミスをしたり事故にあったりする確率も上がってしまいます。  そうすれば相手からあなたはうらみをかうことにもなってしまいますよ。  例えば遅れている相手に対して、 「焦らないで気を付けて来てね」 と気遣う言葉を言うことができた

「早くして」
 言っていませんか?
 子どもや夫や妻や恋人や同僚や部下や後輩や店員さんなどに対して。
「早くして」
という言葉は
「百害あって一利なし」
です。
 せかされれば、当然相手は焦ります。
「遅れたら怒られる」
 そんな思いから、急いだり委縮したりします。
 結果的にミスをしたり事故にあったりする確率も上がってしまいます。
 そうすれば相手からあなたはうらみをかうことにもなってしまいますよ。
 例えば遅れている相手に対して、
「焦らないで気を付けて来てね」
と気遣う言葉を言うことができたらどうでしょう。
 どうせもう相手は遅れているのです。
 遅れてきた相手を叱責したところで、その後の雰囲気が悪くなるだけ。
 それよりもあなたが気遣う態度を示せば、あなたという人間の器の大きさに相手は感謝だってしてくれることでしょう。
「早くして」
と焦らせるのはやめましょう。
 それよりも、
「落ち着いてやってね」
「いつまでだったら終わるかな」
などと、気遣う言葉を言いましょう。