会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

小さな子がくれる、どんぐりや落ち葉や石ころは、その子からあなたへの愛です。 「これあげる」 幼い子どもと話をしていると、どんぐりや落ち葉や石ころをくれることがありませんか。 「なんだ、こんなもの要らない」 などと思わないでください。 それは、その子からあなたへのプレゼントなのです。 愛なのです。 子どもはお金を持っていません。 小学生ぐらいになればお小遣い程度は持っているかもしれませんが、幼児に至っては全く持っていない方が普通でしょう。 だから、幼い子どもたちは、大好きなあなたに 「大好き」 という気持ち

小さな子がくれる、どんぐりや落ち葉や石ころは、その子からあなたへの愛です。
「これあげる」
幼い子どもと話をしていると、どんぐりや落ち葉や石ころをくれることがありませんか。
「なんだ、こんなもの要らない」
などと思わないでください。
それは、その子からあなたへのプレゼントなのです。
愛なのです。
子どもはお金を持っていません。
小学生ぐらいになればお小遣い程度は持っているかもしれませんが、幼児に至っては全く持っていない方が普通でしょう。
だから、幼い子どもたちは、大好きなあなたに
「大好き」
という気持ちを示したくても、お店に行って高級腕時計やブランドバッグを買ってくることはできません。
でも、その代わり、どんぐりや落ち葉や石ころ等といった、その子が見つけ、
「これ、いいな」
と思ったものを、あなたにくれているのです。
その石ころは、その子が集めた石ころの中で最高の物をくれているのかもしれないのですよ。
「ありがとう」
とちゃんと笑顔(会話の原則4)でお礼を言って(会話の原則8)、
「なかなか、これ、きれいでいい石だね」
とほめる言葉のひとつもぜひ付け加えましょう(会話の原則7)。