会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「指導するな。同調せよ」より良い人間関係を作り上げるために<3> 会話の原則2「最後まで聞く」 会話の原則6「合わせる」 相手から何か相談があった時、直ぐに「教えてやろう」「指導してやろう」としていませんか 相手がまだ話の途中なのに遮って 「それはそうじゃないんだよ」 「分からない? こうすればいいんだよ!」 等と上からの立場、目線でものを言ったりしていませんか 相手からの話をまずは最後まで聞くことです 「話を全部聞いてもらえた!」 このように「受容してもらえた」という体験で、すでに相手の悩みは半分は

「指導するな。同調せよ」より良い人間関係を作り上げるために<3>

会話の原則2「最後まで聞く」
会話の原則6「合わせる」

相手から何か相談があった時、直ぐに「教えてやろう」「指導してやろう」としていませんか
相手がまだ話の途中なのに遮って
「それはそうじゃないんだよ」
「分からない? こうすればいいんだよ!」
等と上からの立場、目線でものを言ったりしていませんか
相手からの話をまずは最後まで聞くことです
「話を全部聞いてもらえた!」
このように「受容してもらえた」という体験で、すでに相手の悩みは半分は解決しているのです
悩み苦しんでいる人の心を大きく占めているのは「誰にも受け入れてもらえない」という思いだからです

さて、話を聞くときは相手に「合わせる」ことです
相手が小さい声で話をしているなら、こちらも小さい声で応じましょう
相手が早口だったら、こちらもある程度はやい話し方にしてペースを合わせましょう
そして相手の気持ちにあなたの気持ちを「合わせ」ましょう
同調、共感です
相手がつらそうに話をしていたら
「つらかったんだね」
と言葉にして言ってあげましょう
相手が悲しそうに話をしていたら
「悲しかったんだね」
と言葉にして言ってあげましょう
もちろん、相手が嬉しそうに話をしていたら、こちらも
「嬉しかったんだね」
と一緒に喜んであげることです