会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「しかる前に、まず、ほめよう」 あなたが親だったり、先輩だったり、職場の上司だったりした場合は、人を叱らなければならない場面がある事でしょう 時にはけっこう厳しく言わなければならない時もありますよね 叱られる方もいやでしょうけれど、叱る方だっていやなんです でも、あなたが親だったり、先輩だったり、上司だったりした場合は「叱る事」はあなたの「使命」「仕事」です だからやりたくなくても、やらなければならなりません 会話の原則1「否定しない」 人間は感情があります 「叱る」という事は、 「あなたの言動に不適

「しかる前に、まず、ほめよう」

あなたが親だったり、先輩だったり、職場の上司だったりした場合は、人を叱らなければならない場面がある事でしょう
時にはけっこう厳しく言わなければならない時もありますよね
叱られる方もいやでしょうけれど、叱る方だっていやなんです
でも、あなたが親だったり、先輩だったり、上司だったりした場合は「叱る事」はあなたの「使命」「仕事」です
だからやりたくなくても、やらなければならなりません

会話の原則1「否定しない」
人間は感情があります
「叱る」という事は、
「あなたの言動に不適切な要素があった」
と指摘する事ですから、ある意味、相手を否定することになります
でも、指摘しなければならない場合はありますよね
いくら会話の原則1が「否定しない」であったとしても、時には「あなたそれ不適切でしょう」と指摘しなければならない事があります
でも、「否定だけ」していたのでは、せっかくのあなたからの苦言も相手に入りません
お互い、不愉快な時間を過ごしただけで終わりになります

会話の原則7「ほめる」
では、どうすればいいか
それは、まず「ほめる」事から入る事です
いくらその相手に不適切な言動があったとしても、1から10まで全部不適切という事はないでしょう(ある人もいるかもしれませんけれど)
だからまず、相手を叱る前に、相手をほめましょう

普段からの頑張り
あなたにはこういう良いところがある
こないだのあれ、良かったよ

上のように声をかけてから、本題の「叱る」に入ります
上の声がけはけっこうたっぷり時間をかけて行いましょう
そうしないと、相手はほぐれず、心を開かず、あなたの言葉は相手に入りません

会話の原則4「笑顔」
また、叱る時は、怒らないようにしましょう
「叱る」は行為
「怒る」は感情です
あなたが怒れば、相手は完全に心を閉ざすでしょう
そして恨まれます
何のメリットもありません
文字通り時間の無駄です
せっかくやりたくもない「叱る」をやるのですから、有意義な時間としたいものですよね
怒った表情をせず、優しい表情で叱りましょう
あえて笑顔を作らなくてもいいです
穏やかな表情で叱りましょう