会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「これ、やりますね」手伝ってあげたいのならこう言おう あなたがものすごく忙しい時、 「何かやってほしい事ある?」 「手伝ってほしかったら言って」 と言われて、 「じゃあ、これお願い」 と言えますか もし私だったら―― ものすごく忙しいんです それなのに、状況が分かっていない人にどんな仕事があるのか説明して、さんざん話をした後に、 「ごめん、やっぱりできそうもないや」 とでも言われた時の徒労感といったら―― 説明するだけ時間の無駄になりかねないのですから、 「いい、ありがとう、大丈夫だから」 と言って断

「これ、やりますね」手伝ってあげたいのならこう言おう

あなたがものすごく忙しい時、
「何かやってほしい事ある?」
「手伝ってほしかったら言って」
と言われて、
「じゃあ、これお願い」
と言えますか

もし私だったら――
ものすごく忙しいんです
それなのに、状況が分かっていない人にどんな仕事があるのか説明して、さんざん話をした後に、
「ごめん、やっぱりできそうもないや」
とでも言われた時の徒労感といったら――
説明するだけ時間の無駄になりかねないのですから、
「いい、ありがとう、大丈夫だから」
と言って断る場合も少なくありません

本当に手伝ってあげようと思うのなら、相手の仕事の状況もよく理解したうえで、
「これ、やっておくから」
と声をかけるのがいちばんいいです
手伝いを申し出られたほうも、説明しなくていいですし、
「具体的に何をやる」
か言ってくれたという事は、仕事内容が分かっているという事ですから安心して
「お願いします」
と任せられます

本当に手伝って助けようと思うのであれば、相手に「説明させる」という手間をかけさせません
自分から
「○○をしましょうか」
と、仕事内容を把握したうえで手伝いを申し出ましょう
でなけければ、手伝うどころかかえってその人の仕事を邪魔することになります