会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「ほめる」のは失礼? 「ほめる」という行為は上の者が下の者に対して行うものであり 同輩や目上の人に対して行うのは失礼 こういう考え方があります 「ほめる」とは相手の良い点を言葉にする事ですから 「ほめる=失礼」というわけではありません ただ、同輩や目上の人に対して行うのは失礼と感じる人が存在するものまた事実です この場合、「たたえる」「ほめたたえる」「称賛する」等と言い換えるといいでしょう では、「たたえる」言い方にはどのようなものがあるでしょうか 私も調べてみたのですが、これが少ないのでした 書

「ほめる」のは失礼?

「ほめる」という行為は上の者が下の者に対して行うものであり
同輩や目上の人に対して行うのは失礼
こういう考え方があります

「ほめる」とは相手の良い点を言葉にする事ですから
「ほめる=失礼」というわけではありません
ただ、同輩や目上の人に対して行うのは失礼と感じる人が存在するものまた事実です

この場合、「たたえる」「ほめたたえる」「称賛する」等と言い換えるといいでしょう
では、「たたえる」言い方にはどのようなものがあるでしょうか

私も調べてみたのですが、これが少ないのでした
書いている人によっても意見が分かれています

たとえば、たたえる言い方として

・すごいです
・さすがです
・大したものです
・感服いたしました
・素敵です

等を挙げている人がいました
複数の人がこれらの言葉を挙げていましたから
これらの言葉を目上の人に対しても失礼なく使える「たたえる言葉」と考える人が複数いるということでしょう

ところがです

同じ言葉を目上の人に使うのは失礼だと書いている人たちも複数いました
そうなると、先述の5例の言い方を使うのが不安になりますよね
こちらとしては、たたえているつもりなのに、相手は「失礼だ」と感じるかもしれないのです

いろいろ調べてみたのですが、私の見たところ

「すばらしい」

この言葉に関してだけは、「使って失礼だ」と書いている文を発見できませんでした(もしかしたらあるのかもしれませんが)

なので、現状、目上の人の長所を言いたい場合は

「すばらしいですね」

と言うのが間違いないでしょう

目上の人の言動、作品、仕事ぶりなどに対して、たたえたい、称賛したいと思ったときは「すばらしい」を使います

同輩や後輩、部下などに対しては、先に挙げた5つの言い方などで大丈夫と考えます

ただ、「何か危ないな」「へたなことは言わない方が無難かな」等と予感がした場合は、あえて何も言わないほうがいいかもしれません

せっかく相手の良い点を言っているのに、かえって不快な思いをもたれたりするのでは人間関係に大いにマイナスですからね