会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「持ち物のほめ方――似合っていますね――」 相手が素敵な鞄や小物、服装などをしていたとします その時、 「その鞄、すてき!」 「今日のネックレス、すごくいいね」 「スカートの色、とってもきれい! どこで買ったの?」 とほめたとしましょう これ、実は要注意です というのは、ほめているのはあくまで モノ であって、それを身に付けている ヒト ではないからです 普段、その人の事を何もほめていないのに、ブランド物を身に付けている時だけほめたとしたら―― ほめられた相手は、実はいい気がしていないかもしれ

「持ち物のほめ方――似合っていますね――」

相手が素敵な鞄や小物、服装などをしていたとします
その時、
「その鞄、すてき!」
「今日のネックレス、すごくいいね」
「スカートの色、とってもきれい! どこで買ったの?」
とほめたとしましょう

これ、実は要注意です
というのは、ほめているのはあくまで

モノ

であって、それを身に付けている

ヒト

ではないからです
普段、その人の事を何もほめていないのに、ブランド物を身に付けている時だけほめたとしたら――
ほめられた相手は、実はいい気がしていないかもしれません

そういう時は

「似合っていますね」

というのが効果的です
こう言えば、物をほめている事にもなるし、身に付けている相手もほめている事になるからです

これは
髪型を変えて着た時も同じです
もしかしたら、相手はちょっと
「今日のどうかな。もしかして変だったりしないかな」
と不安になっているかもしれないのです

相手の持ち物や髪型をほめたいときは

「似合っていますね」

と言いましょう