会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「ほめる時はただ事実を言うだけで良い」 ほめ方が分からない? いいほめ方をお教えします それは 「事実をそのまま言う」 という事です 遅刻しないで来た人には 「時間どおりだね」 片づけをしている人には 「片付けているね」 勉強をしている我が子には 「勉強しているね」 静かにしている生徒には 「静かに聞いているね」 〆切を守って書類を提出した部下には 「期限を守ったね」 いかがですか ここで、 「時間どおりで、すばらしいね」 とか 「片付けていて、えらいね」 といった 「ごほうび言葉」 を言う必要はあ

「ほめる時はただ事実を言うだけで良い」

ほめ方が分からない?
いいほめ方をお教えします
それは
「事実をそのまま言う」
という事です

遅刻しないで来た人には
「時間どおりだね」
片づけをしている人には
「片付けているね」
勉強をしている我が子には
「勉強しているね」
静かにしている生徒には
「静かに聞いているね」
〆切を守って書類を提出した部下には
「期限を守ったね」

いかがですか
ここで、
「時間どおりで、すばらしいね」
とか
「片付けていて、えらいね」
といった
「ごほうび言葉」
を言う必要はありません

ごほうび言葉って、脳科学的に、お金や物で人の仕事や勉強へのモチベーションを上げようとするのと同じところがあるそうなのです

だから極端な話、ほめられないと、勉強しなかったり、〆切を守らなかったりする人になってしまいかねません

そして、
「すばらしい」
「えらいね」
といった言葉は成功した時じゃないと、かけづらいほめ言葉です
失敗した人にはかけてあげられません

でも、
「勉強しているね」
とか
「静かにしているね」
とかは、その時の状況をそのまま言っているだけです
その後のテストの結果が何点かは関係ありません

我が子にしても、テストの結果の点数ではなく、勉強している姿をほめられることが繰り返されれば、いつも習慣的に勉強している姿を親に見せるようになる事でしょう

テストで100点とったらお小遣いあげるよとか、何か買ってあげるよと言う方法は良くないというのは皆さんご存知かと思いますが、「ごほうび言葉」についてもそんなところがあったのですね

もちろん、「ごほうび言葉」も適切に使えば効果はありますので、ケース・バイ・ケースで、皆さんのご判断でお使いになってください

今回は、ありのままの姿をそのままほめるほめ方についてお伝え致しました