会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「適度な距離感でいよう。それが長続きのこつ」 最近はやりの言葉、「ディスタンス」ではありませんが、人間関係における適度な距離感は大切です ずっと相手にくっついていたのでは、たとえあなたが良くても、相手が迷惑です あなたがくっつこうとすればするほど、逆に相手の心は離れていってしまうことでしょう しょっちゅう、くっついていたいあなた、相手の行動をいつも把握していたいあなた、あなたは不安なのですよね 相手がいつか自分から離れていってしまうのではないかと 友人関係にしろ、恋人関係にしろ、残念ですがそれは「両想

「適度な距離感でいよう。それが長続きのこつ」

最近はやりの言葉、「ディスタンス」ではありませんが、人間関係における適度な距離感は大切です
ずっと相手にくっついていたのでは、たとえあなたが良くても、相手が迷惑です
あなたがくっつこうとすればするほど、逆に相手の心は離れていってしまうことでしょう
しょっちゅう、くっついていたいあなた、相手の行動をいつも把握していたいあなた、あなたは不安なのですよね
相手がいつか自分から離れていってしまうのではないかと

友人関係にしろ、恋人関係にしろ、残念ですがそれは「両想い」になっていないという事です
相手にとって、あなたからの過度なアプローチは重荷でしかありません
行き過ぎれば、あなたはストーカーと化してしまうでしょう
ストーカー行為は言うまでもなく犯罪です

両想いになるためには、どうすればいいのでしょうか?
残念ながら、その答えはありません
というか、その問いに答えが存在するのなら、世の中に片思いで苦しむ人はいないわけで

ただ、私が世の中を見まわして感じるのは……
両想いの人は、割と簡単に両想いになるかな
苦労は無い

片思いの人は、まあ、
1.
告白された方が、「実は自分も!」と相手も言ってカップル成立となるか、
2.
告白された方が、「それほど好きじゃないけど、まあ、とりあえず合格ラインには達しているからいいか」と妥協してカップル成立となるか、
3.
告白された方が、「ごめんなさい」とはっきり断り、カップル不正不成立となるか――のいずれかですね

となると、悲劇なのは実は「2」です
カップルにはなっているけど、「好き」のバランスが違うんですね
一方はすごく「好き」だけど、もう一方はさほどでもない
だから、この文章の最初に書いたように、「すごく好きな方」は不安になり、「しょっちゅう、くっついていたいし、相手の行動をいつも把握していたい」となるわけです
悲劇です

「あんまり好きじゃない方」は、相手を雑に扱います
雑に扱われても「すごく好きな方」は、好きだから、別れたくないから、その扱いにも耐え忍びます
悲劇です
理屈では別れた方がいいと当人も分かっているんですよね
でも、別れられない
感情は理屈ではどうにもなりません
今回の人生では、その「どうにもならなさ」を学んで魂を磨いている――そういうものなのかもしれません