会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「人見知りなんです」「コミュ障なんです」と言うな あなた言ってませんか? 誰かと話す時、 「自分、人見知りなもんで……」 「私、コミュ障なもんで…… これって、どういう事か分かります? 「自分はあなたを雑に扱うからね。でもしょうがないんだから許容しろ」 こう言っているんですよね たいへん失礼な事です 謙遜でもなんでもないです 「自分はあなたに無礼な態度を取る。でも文句は言うな」 そう言っているわけですから 「自分の言葉づかいに失礼があったらお許しください」 こう言うべきではありません せめて、

「人見知りなんです」「コミュ障なんです」と言うな

あなた言ってませんか?
誰かと話す時、
「自分、人見知りなもんで……」
「私、コミュ障なもんで……
これって、どういう事か分かります?

「自分はあなたを雑に扱うからね。でもしょうがないんだから許容しろ」

こう言っているんですよね
たいへん失礼な事です
謙遜でもなんでもないです

「自分はあなたに無礼な態度を取る。でも文句は言うな」

そう言っているわけですから

「自分の言葉づかいに失礼があったらお許しください」
こう言うべきではありません
せめて、次のように言うべきです
「自分の言葉づかいに失礼があったら教えてください」

相手からの指摘を甘んじて受け、自身の言動をあらためる姿勢を見せる
これが、相手を雑に扱わないこと、相手に丁寧に接するということです
あなたが本当にコミュニケーション能力が低い事に問題意識をもっているのならば、高める努力をすべきです
そして、その低さゆえに相手に非礼がありそうな場合は、
「教えてください」
と謙虚にお願いし、もし、あなたの言動の問題点を指摘してもらった場合は
「ありがとうございました」
とお礼を言うべきなのです

そうでなければ、いくつになってもあなたのコミュニケーション能力は上達しませんし、仲良くなれそうに思えた人も、いつの間にかあなたから離れていく――そういった事が繰り返される事でしょう