会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

Q.002 どうして嫌な事が起きるんでしょう?

A.002
前に自分がした事が返ってきているから


世の中は前に自分が「あたえた」ものを後から自分が「いただく」ようになっています
「あ」「い」=「愛」の原理です
親切にすれば親切が返ってきますし、いじわるをすればいじわるが返ってきます

で、この「前に」なんですけど、これ今の人生の場合もあれば前の人生(つまり前世)の場合もあるみたいなんですね
「自分は、誰かにこんなひどい事をした覚えは無い! なのに、どうして私はこんなつらいめに遭うのか!」
それって、前世に自分がした事が返ってきたらしいです

じゃあ、どうしたらいいかというと……「感謝する」

「は? 意味が分からない!」
そう思った人いますよね
私も初め、そうでした

でもですね、ここで感謝しないと終わらないんですよ
感謝すれば終わらせる事ができるんです

たとえば、誰かにいじわるされた
これって、前に(今の人生か、前の人生かで)自分が誰かにいじわるしたからです
いじわるされた事に腹を立て、自分が誰かにいじわるしたら……、また、いつかそれは自分に返ってきます
「いじわる」という行為が行ったり来たり……
これではいつまでたっても終わりません

でも、自分のところで止めれば――
もう「いじわる」の行ったり来たりは終わりますね
これで「いじわる」の行ったり来たりから解放されました
だからその事に感謝するんです
全てにおいてそのようですよ

ただ、何が自分に起きたかによっては、正直かなり厳しい場合もありますよね
それも分かります
でも、聖人君子とか悟りを開いた人とかは、そのレベルになっているようですよ