会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

Q.005 嫌な事が起きたとき感謝したのに、また同じ嫌な事が起きたんですけど 感謝すれば消えるんじゃ無かったの?

A.005

自分が以前(今の人生にしろ、前の人生にしろ)複数回、その嫌な事をしていたという事です

 

 

自分が出したものが自分にやって来るのがこの世の仕組みです

嫌な事がやって来たからって、嫌な事を返したら、またその嫌な事がやって来る

だから、嫌な事がやって来ても、自分で止める

そうすれば嫌な事の往復は止まる

止まって良かった

ありがたい、感謝する

 

なのに、同様の嫌な事がまたやって来た!

一体どういう事?

――という質問ですよね

 

答えはシンプル

自分が以前10回嫌な事をやっていれば、10回嫌な事がやって来るんです

1万回やっていれば、1万回やって来るんです

それを1回だけで終わらせる事はできません

だから、1万回の嫌な事がやって来て苦しめられたとしても、

「自分もかつてこういう事で1万回他人を苦しめたのか」

「他人のつらさ、苦しみを学ぶ事ができた」

「もう2度と他人を苦しめるような事は行うまい」

「学ばせてくれたこの出来事に感謝しよう」

と、生きていくんです