会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

Q.007 あの人の言動を変えたいのですけれど?

A.007

他人を変える事はできません

 

 

私達が変える事ができるのは自分の言動だけです

つらい言動、悲しい言動、苦しい言動……、

残念な事ですが、それらを変える事はできません

 

この世に馬が合わない人はいます

「合わない」人とはもう「会わない」事です

その人の言動を変えようとしても、それは非常に難しく、消耗してしまう事でしょう

 

ただ、意味付けを変える事はできます

自分にとっていいように意味付けを変えてしまうのです

 

たとえば、雨降りに対して「雨がいやだ」という意味付けがあります

しかし、日照りが続いていて飲み水にも窮している人にとってはどうでしょう

雨降りは「天の恵み」と意味づけられます

 

「雨降り」自体にはいいも悪いもありません

「雨降り」は「雨降り」という単なる事実です

それに意味付けをしているのは人間です

同じ「雨降り」でも人によって意味付けは変わるのですね

 

そしてそれは、全てにおいて言える事です

他人の言動に意味付けをしているのは自分です

同じ言動でもある人にとってはそれはいい事ですが、ある人にとってはそれは悪い事でしょう

 

物事に対する意味付けを変えましょう

みな、いい意味付けにしてしまうのです

プラス解釈するのです

ポジティブにとらえるのです

 

でも、無理する必要はありません

自分と馬が「合わない」人はいます

「合わない」人とはもう「会わない」ようにしましょう

お別れしてください