会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

Q.030 こんな事を言ったら、相手はどう思うでしょうか?

A.030
どう思うのかは、誰にも分かりません
分からない事をあれこれ思い悩んで止まっているのではなく
言うべき事を言いましょう


こんな事を言ったら相手は――
「喜ぶかな?」
「怒るかな?」
「悲しむかな?」
「白けるかな?」
「嫌われるかな?」
「絶交されるかな?」
何かを言う時は、いろいろ思い悩む場合があります

でも――
その言葉を自分が言って、相手がどう感じるかは誰にも分かりません
当の相手本人だって、その日の気分でリアクションが違うかもしれません
相手がどう思うかなんて、結局分からないのです

それで思い悩み、何もしないで止まっているなんて、時間がもったいないです
人生の時間は有限ですよ
言うべき事を言いましょう

それで相手がどんな反応をするのか、それは自分にはコントロールできない事です
自分がコントロールできない事を悩んでも、しょうがありません
自分がコントロールできる事だったら、Aの選択肢にしようかBの選択肢にしようか迷うのはまだ意味がある事ですが、コントロールできない事を悩んでもどうにもなりません

自分は言うべき事を言いましょう
相手がそれをどう取り、どう反応するかは相手が決める事で、自分にはどうにもコントロールできない事です