会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

Q.040 すごく緊張しがちなのを何とかしたいです

A.040
人前に立つ機会を少しずつ増やして慣れる事です


2つお話します

1つは、人は誰でも多かれ少なかれ緊張するものだという事です
緊張するのは自分だけではありません
何の緊張もしないでテレビカメラの前に立っているように見える芸能人だって
実はものすごく緊張している――などというのはよく聞く話です
だから、たとえ緊張しているとしても、
「自分だけではない。みんな同じなんだ」
と自分自身に言い聞かせましょう

もう1つは、
繰り返す事で慣れていくという事です
緊張をほぐす特効薬はありません
これはその行動を繰り返して慣れていくしかないのです
最初は、人前に立つだけで緊張する人もいるでしょう
自分の名前を言うだけで精いっぱい
自己紹介の短い一言だってとても言えない
でも、これも繰り返す事で、そう、10回でも100回でも1000回でも繰り返す事で慣れていきます
繰り返す事で、少しずつ慣れ、ちょっとだけでも前より上手になれば、その行動もだんだん楽しくなっていくでしょう
繰り返しやってみてください