子どもが親に叱られる時いちばん望むのは「理由を聞いてもらうこと」
子どもの問題行動を頭ごなしに叱る。
たとえば、お兄ちゃんが弟を泣かしている現場を見つけ、お母さんが有無を言わさずお兄ちゃんを叱責。
でも、実は先に弟がお兄ちゃんにちょっかいを出していたのだった。
よく見られる家庭の風景です。
この時、お兄ちゃんとしては、なぜ弟を泣かせることになってしまったのかその理由をお母さんに聞いてもらいたいのです。
それを、
「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」
といった紋切り型の叱られ方をしたら、だんだんお母さんへの不信が募っていくことでしょう。
「盗人にも三分の利」
といいますが、どんな問題行動を起こす人間にも、必ず理由があります。
相手からはその理由を聞くようにしましょう。
相手が大人でも子どもでも善人でも悪人でもそれは同じです。