会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

会話の【技】とは~テクニック~

 会話における【技】とは、その意味のとおり、技術的なこと、テクニックです。
 スポーツでも、囲碁・将棋・かるた等の競技でも、良い試合運びのためにはそのための技術、テクニックが必要です。
 良い会話を行うためにも同様に、そのための技術、テクニックが必要です。

 試合中、競技者が「無意識に」「何となく」する行いはありません。
 全ての行いには意味があり、競技者の意図があります。
 会話も同じです。
 初めから終わりまで、全ての言葉に意味がなくてはなりません。

 会話中の言葉で深く考えずに言葉を発して相手の気分を害してしまい、「悪気は無かったんです」と釈明することがあります。
 確かに、相手への悪気・悪意は無かったのかもしれません。
 ですが同時に、相手への善意・敬意も無かったことでしょう。
 よく考えず、「無意識に」「何となく」言葉を発してしまったのです。

 全ての言葉を意図的に発しましょう。