拡張話法1「感嘆」(会話の原則9「受け答える」)
感嘆とは、
「ほお!」
「ええ?」
「なんと!?」
「やや!!」
このように、疑問符・感嘆符が付くようなリアクションのことです。
相手の話を「受け」、それに「答える」ことですね。
会話の原則9「受け答える」です。
人と会話をしているとき、じっと目を見て真剣に聞いている人いませんか。
これ、すごく集中して微動だにしないで聞いているのかもしれません。
でも、それじゃ駄目なんです。
相手の話に対して全く無反応ですよね。
相手にしてみれば、話しにくくてしようがありません。
真剣に聞いているあなたはそれでいいでしょう。
ラジオの講座を聞いていたり、大学の講義を大勢で聞いている中の1人であったりするのであれば、何も問題はありません。
しかし、少人数、あるいは1対1の場面で話を聞いている時、それではだめです。
あなたが話を聞いているということが、相手に伝わらないからです。
あなたが話を聞いているということを、相手に伝えましょう。
感嘆の言葉を発したり、大きくうなずいたりします。
相手の話に感嘆しましょう。
テクニック的に言えば、たとえ相手の話が感嘆するほどの内容ではないとしても、感嘆のリアクションをしましょう。
それが、会話を拡げていくことにつながります。