会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

会話のNG行動2「最後まで聞かない」(会話の原則2「最後まで聞く」に反する)

 あなたがしゃべっていて話をさえぎられたらどう思いますか。
 不快なはずです。
 フラストレーションを感じるはずです。
 あなたの会話相手だってそうなんですよ。
 相手が話している時に、
「そうそう、俺もそこ行ったことある! その時、俺は~~」
「ああ、その店知ってる。人気メニューは○○だよね! 私も食べたことあるんだけど~~」
「見た見た、あの映画。いや~~、主人公のあのセリフなんだけどさ~~」
などと、割り込んだりしていませんか。
 自分もその話については大いに興味がある場合、ついつい自分も話をしたくなってしまうものです。
 でも、今、しゃべっているのは「相手」なのです。
 相手の話の腰を折り、話を奪ってしまってはいけません。
 相手の欲求不満はあなたの想像以上ですよ。
 相手が話しているんですから、相手の話を聞きましょう。
 聞き続けましょう。
 話が終わるまで、最後まで、相手の話を聞くのです。
 話を聞いてくれる人に対し、相手はきっとこう思ってくれます。
「あなたとお話しするの、楽しい!」
 相手の言っていることを、最後まで聞くようにしましょう。