会話のNG行動3「質問しない」(会話の原則3「質問する」に反する)
質問とは、その話題に興味があるという意思表明です。
興味があるから質問します。
あなたに好きな人がいれば、
「生年月日は? 身長は? 好きな食べ物は? 血液型は? 趣味は?」
と、その人のいろいろなことを知りたいはずです。
できれば本人に直接聞きたいはずです。
質問するということは、
「私はあなたに、あなたの話に興味があります」
というサインなのです。
それなのに、相手が話し終えるやいなや何の質問もせず、
「んで、こないだのことだけどさ~~」
と話題を転換したら相手はどう思うでしょうか。
「私の話つまんなかったかな」
「何の興味も持ってもらえてないんだ」
「話さなければ良かった」
間違いなくこんな風に思います。
相手が話し終えたら、せめて1つは何か聞きましょう。
「へえ~~、それってどこで買ったの?」
「読んでみてその本どうだった?」
「私もそこ行ってみたいな~~。どうやって行くのがいいかな?」
こんなふうに問いかけるのです。
正直、それほど興味がわかなかったとしても、聞きましょう。
それが人間関係を円滑にするコツですよ。
質問してみると、案外あなたにとって有益な情報を教えてもらえる場合だってあるかもしれません。
会話相手に1つは質問しましょう。
ただ、人によっては細かく質問されることを嫌がる人もいます。
1つ質問してみて、2つ目、3つ目を質問するかは、相手の表情を読みながら判断しましょう。