会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

自分にわき上がる感情はコントロールできない。では、どうしたらいいのでしょう。

自分に起きる出来事はコントロールできない
自分にわき上がる感情もコントロールできない
自分に起きる出来事は、自分の以前(前世以前含む)の言動に原因がある

ここまでお話ししました
じゃあ、これから、どうしたらいいんでしょう
自分の言動が自分に返ってくるんですから、これからは全て良い言動のみを行えばいいんですよね
どんな時も、人が嬉しくなるような、喜ぶような、楽しくなるような、そんな言動を常に心がけるんです

もちろん、ケースバイケースですよ
「どんな時も」って、じゃあ、「お葬式の時もか」と極論言う人がいますが、お葬式の時は悲しんでいましょう

自分にわき上がる感情はコントロールできませんが、それをどう表現するかどうかはコントロールできます
目の前の相手にぶつけるのではなく、それを紙に書いて破り捨てるなり、誰もいない海辺で夕陽に向かって叫ぶなり、穴を掘って叫ぶなり(「王様の耳はロバの耳」方式ですね)して表現すればいいんです

感情表現を我慢する事はありません
感情表現はむしろ大切です
ただそれを人間にぶつけるかぶつけないかはコントロールできるんです
誰かに感情をぶつけると――、もうお分かりですよね、それは後に(今世にしろ来世にしろ)自分に返ってくるんです
自分が損をしますから、自分のために、相手にぶつけない方がいいですね

感情はぶつけなくても、感情を説明する、感情を冷静に伝える事はしていいんですよ
「あなたの言葉に傷ついた」
「あなたに私は悲しい思いをさせられたよ」
というように
必要以上につらい思いをしないためにも、相手に説明する、冷静に伝えるということはしていきましょう