会話のネタ16「体の話題」
「カ」は、体についての話です。
健康、ダイエット、病歴、体に良い運動、サプリメントなどの話題です。
ある程度年配の方に対しては、
「お若いですね。何か体に良いことをされているのですか」
と言います。
これ、実際にその方がそれほど若く見えなくても関係ありません。
「若い」と言われて悪い気のする人はいないのです。
がっしりした体つきの人であれば、
「何かスポーツをやってらっしゃるのですか」
と聞いてみましょう。
スマートな人ならば、
「スリムでうらやましいですね。何か秘訣はあるのでしょうか」
と聞いてみましょう。
あなた自身が何かスポーツをやっているのであれば、
「私はこの年になってから週に1度のテニスを始めたのですが、なかなか上達しないのです」
「学生時代から水泳部で、今もスポーツセンターのプールで月に1度は泳いでいるんです」
となどと自己開示しましょう。
相手も何かスポーツをしていれば、自分のことを話してくれるでしょう。
他にも、本で読んだこんな体操をしているとか、サプリメントの○○を飲んだらとても効果があったとか、そういった話が考えられます。
誰でも自分の体には関心があるものです。
体の健康は、そのまま命に直結します。
ただ、相手の体の様子に配慮しながら話を進めましょう。
太っている人と話すとき、体型やダイエットの話題をすべきではありません。
頭髪の少ない人に、髪形や育毛の話をすべきでありません。
これらは、相手から出た場合は、話を続けてもいいでしょうが、こちらからは絶対に話を振るべきではないでしょう。
また、病気の話題もたいへんデリケートなものです。
基本的には、相手から話が出た場合、相手の表情を見ながら話をつないでいく――ということを心がけていきましょう。