「返し」が大事
会話はキャッチボールです。
相手から話をふられたら、それを投げ返さなければなりません
話をふられて黙っているのは、ボールを受け止めて投げ返さないのと一緒です。
では、どう返すか。
1.話をふくらませて返す
「犬、好き?」
と聞かれ、
「ええ、まあ」
だけだったら、それで会話は終わってしまいます。
「好きです。特に好きな犬種はダックスフンドです」
というように、ちょっとふくらませて返しましょう。
2.別の話題で返す
「犬、好き?」
と聞かれ、あなたが犬嫌いだとしても、
「嫌いです」
と答えたら、会話が終わるどころか、雰囲気も悪くなってしまいます。
そういう時は、
「動物はちょっと苦手で……。でも、虫なら好きで、子どものころはよくクワガタを飼っていました」
などと、別の話題で返すことです。
ただ、ここでも「ペットつながり」という最低ラインは維持しています。
別の話題とはいえ、少しは共通項のある話題で返しましょう。
3.逆に質問する
「犬、好き?」
と聞かれたとき、
「飼ったことないですし、あまり犬には詳しくないのですが、犬お好きなんですね。どんな種類がお好きなんですか?」
と、逆に相手に質問してしまうやり方です。
相手が「犬」の話題をふってきたのは、相手が犬に関心があるからです。
相手に犬のことをたっぷり語ってもらいましょう。