会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

「偽善者でいい」 A:相手にいい態度・心の中でも良く思っている B:相手にいい態度・心の中では悪く思っている C:相手に悪い態度・心の中では良く思っている D:相手に悪い態度・心の中でも悪く思っている 人への対応は、上記4つに大別されます 理想はAですね Dは問題外です では、BとCでは、どちらがいいのでしょう Cは、相手の事を思って、あえて厳しく接するといった、昔のスポ根アニメなどに見られるキャラクターですね Bは、表面上はいい顔をしているけれど、内心はそうではないという事で「偽善者」と言われる

「偽善者でいい」

A:相手にいい態度・心の中でも良く思っている
B:相手にいい態度・心の中では悪く思っている
C:相手に悪い態度・心の中では良く思っている
D:相手に悪い態度・心の中でも悪く思っている

人への対応は、上記4つに大別されます
理想はAですね
Dは問題外です
では、BとCでは、どちらがいいのでしょう

Cは、相手の事を思って、あえて厳しく接するといった、昔のスポ根アニメなどに見られるキャラクターですね

Bは、表面上はいい顔をしているけれど、内心はそうではないという事で「偽善者」と言われるタイプです

私が良しとするのは、AとBです

たとえば、空腹で苦しんでいる人がいます
その時にパンを与えてくれるのはAとBの人だからです
Cは「自分の力で食料を調達しろ」とか厳しい事を言って助けてくれません
(裏でこっそり助けてくれる場合もあるのかもしれませんが)

Bの人は、内心は
「パンなんか恵んでやりたくないや。自分のお金が減ってもったいないな。でも、周りからは良く思われたいから仕方ねーー」
と思っているのかもしれません

でも、助けてくれるんですよね
困っている人にとっては、AもBも救い主です

これ、人生の全ての場面に当てはまります

相手にとっては、あなたの行動が全てなんです
あなたが内心怒り狂っていたとしても、表面上は笑顔でおだやかに接すれば相手にとってのあなたは慈愛の人でしょう
心の中なんか関係ないんです

いやいやだろうが
仕方なくであろうが
義務感からであろうが
仕事だからであろうが
不満たらたらだろうが

あなたが取った良い行動が相手を助けたのであれば
それは素晴らしい事です

「心がこもってないのにいいのか」

こういう人がいますが私はいいましょう

「心なんかこもってなくていい」

逆に問います
相手に対して心がこもっているのなら

暴言が許されるのですか
暴力が許されるのですか
いやがらせが許されるのですか
シゴキが許されるのですか
無視が許されるのですか

相手はあなたの心の中など分からないのです
趣意説明もなく、苦しいめにあわせられたら
相手にとってはツライだけです

いいんです、心などこもってなくて
行動が全てです
相手にとって良い行動をしてください

それがよく言われる「偽善」というものでも構いません
相手にとって素晴らしい行動であれば
それは「善」です
「真善」です