会話の原則3「質問する」心構え3「どうやっているのか~Howで~聞く」
「このパスタおいしいですね。どうやって作ったんですか?」
「いつもホームラン打ててすごいですね。どうやって練習してるんですか?」
「短期間でそんなに痩せたんですね。どうやってダイエットしたんですか?」
こういった質問をされる前から、相手は話したくて仕方ない場合があります。
聞けば、待ってましたとばかり、話をしてくれることでしょう。
どれだけ努力したのか、どれだけ苦労したのか、そういう話を人に聞いてほしい、分かってほしいという人は多いです。
また、あなただって、おいしいパスタを作る方法を、ホームランを打てるようになる練習方法を、短期間で効果のあるダイエット方法を、知りたい場合があるのではないでしょうか。
ぜひ、質問しましょう。
「これは門外不出の秘密の方法なんだ! 教えられるもんか」
もちろん、中にはそう言う人もいるでしょう。
でも、相手が快く教えてくれるのか、それとも教えてくれないのかは、実は質問してみるまで分かりませんよね。
ならば、聞いてみることです。
聞くだけなら、多くの場合無料です。
あなたが損することはありません。
たとえ、あなたが興味ない話でも、相手と良好な関係を築きたいと思っているのなら、話題を相手の興味のあるものにして、相手が話したいことを質問し、多くを語ってもらうのが効果的です。
車好きな人なら、車の話を。
ゴルフ好きなら人なら、ゴルフの話を。
韓流スター好きな人なら、韓流スターの話を。
あなたがそういったことを全く知らないのなら、かえって好都合です。
相手は、一から喜んで語ってくれることでしょう。
相手と良い関係を結ぶためには、こちらから話をして相手が話をしたいことを話してもらうことなのです。