会話の心・技・体

武道、スポーツ、囲碁・将棋やかるたまで、あらゆる競技に心・技・体の3つの要素が大事であるように、会話においてもまた心・技・体が大事です。では、会話における心・技・体とは一体どんなものなのでしょう。このブログではそれを9つの原則にまとめて書いていきます。

会話の原則4「笑顔」やり方1「シャドースマイリング」

 「シャドーボクシング」というのをご存知ですか。
 鏡を見ながら、自分のボクシングのフォームチェックを目的に行う練習法のことです。
 自分の笑顔に自信の無い人や、もっと素敵な笑顔をつくれるようになりたい人は、同じように「笑顔のシャドーボクシング」をしましょう。
 「シャドースマイリング」です。
 鏡を見て、自分の笑顔をチェックするのです。
 そうすると、自分の笑顔が自分が思っていたのと大きく違っていて驚かされることがあります。

・思ったほど、目尻が下がっていなかった。
・思ったほど、口角が上がっていなかった。
・楽しそうというより、あざ笑うような表情だった。

 いや、これならまだいい方です。

・自分では笑っているつもりだったのに、そもそも笑顔になっていなかった。
・無表情だった。
・むしろ、怒っているような顔だった。

 中にはこんな人もいたのではありませんか。
 笑顔は大切なコミュニケーションツールの1つです。

 何事も練習あるのみ。
 大事な相手と関係を深めるにあたり、笑顔で話をするのと、そうでないのとでは、その関係の深まり具合が大きく違います。
 笑顔は、敵意が無いことの表われです。
 相手の警戒感を解き、心をほぐし、親しみを増します。
 素敵な笑顔づくりができるよう、鏡を見てシャドースマイリングをしてください。